自力で直す「噴霧器の液が止まらない」
主に農薬散布用に噴霧器を買ったんですけど早々に壊れてしまいました!!!
マルハチ産業さんの蓄圧式噴霧器ハイパー4L(#4000)です。
ノズル手元のスイッチを押さない限り出ないはずの中身がスイッチを押さなくても勝手に出るようになりましたのよ。
自転車の空気入れと同じ要領で取っ手を上下すると蓄圧するんですが上下しただけで中身が出てきちゃうんです!!
まだ2回しか使ってないのに……!!
でも素人が見た限り単純な構造だと思ったのでメーカーホームページに書いてあるかな~と思って見に行ったわよ。
パーツを別売りしているみたいで該当パーツを確認してみたら…。
…。
ほ~ん…なるほどね…壊れたというか……私が壊したんだね。
壊れた原因は…バネの紛失!!
どうやらスイッチ部分にバネがあったみたいなんですが「どんな構造になってるんだろ~~?(゜o゜)」とアホな顔して分解したときにバネを落としたみたいです。全然気づかなかったわ~。
「基本的にそう簡単に壊れないだろ」
と思ってるので分解できそうなところはなんとなく外しちゃうんだよね~。
あほだな~(そうだよ!あほだよ!)
庭で分解したからきっと庭で落としてる。どこに落としたかわからん。日数経過してるから余計わからん。
ご親切にパーツごとに販売を行っているようで、該当部分は「コックセット」として販売していました。
買ってもよかったけど2回使用しただけなので、劣化はまだまだない!
バネがあればなんとかなるはずだと考えてバネを自作することにしました。
不良品ではありません。ちゃんとした商品でした!!
蓄圧式噴霧器スイッチ部分の構造
ノズルはこんな感じのものです。
壊れたっていうかバネをなくしただけですけど。
下から見ると緑の部分が見えます。これが中身をせき止める弁。
途中に穴が開いており、押すと穴が開いているところまでズレて中身が出るようになっています。
通常、緑の弁はバネの反発によって常にスイッチとは反対の方向に押されている状態。
通り道は弁の穴が開いていないところで固定されているので中身はでません。
うちのはバネがなくなったから押す前の状態に戻らなかったんです!!
ボールペンとほぼ同じ原理と言っていいね!…たぶん!!
と言うわけで、ちょうどいい感じの針金でバネを自作しましょう。
蓄圧式噴霧器スイッチ部分の直し方
バネを作るのは簡単です。
いい感じの太さの棒に程よい硬さで太さの針金をぐるぐる巻きつけるだけ!!
……そのいい感じの太さの棒を私は偶然見つけておりました。
ボールペンです。
ボールペンの中身!!
通常はもっと細いと思うんですけど、これは分解したら太めだったの。
それがなんだかとってもちょうどいい太さ。
くるくる~っと。
これをイン!!
ピッタリだね~~!!
きっちり隙間なく巻いてはいけません。
押したときにある程度反発がなければ弁を押し返してくれないので。
とりあえずこれでしばらく使えそう。よかった~~~!
家庭用には1L~2Lの噴霧器がオススメです。