微粉ハイポネックスは葉面散布に向いてないと思うよ。
微粉ハイポネックスは溶け残る成分があるので、詰まります!!
カリグリーンか住友液肥2号を使えばいいと思うよ! (リンカリ肥料のホスポンもいいかも?)
微粉ハイポネックスがなくなったので、買い足そうと思っていたんだけど……次は住友液肥2号を使ってみることにした!!
送料かかるから近所で買おうと思ったけど、約2,000円したので、結局Amazon。
住友液肥2号は「10-5-8」のリン酸少なめ液体肥料です。
実もの・根もの用として売ってるのに、リン酸が少なめなんですよね。不思議……。
リン酸は土に残りやすいらしいので、考慮しての設計なのかな~??(もしくはリン酸は元肥として施しておく前提?)
バラやラズベリーには液肥をあげたばっかりだったので次に持ち越しです。
まずは菜園キットのナスにあげました。
同時期から育てて土に植えたものと比べて全然育ってないので、効果がよく見えるはず。
微粉ハイポネックスを葉面散布できるか調べる人って……
- カリを効かせたい人
- 買い足さずに肥料を効かせたい人
- ただ葉面散布できるのか気になる人
こんな感じかと思います。
微粉ハイポネックスは水に完全に溶けないので、葉面散布には向いていません。ジョウロのハス口ですら詰まります。(ただし、1000倍以上に希釈したうえで、沈殿物を除去したものなら噴霧器の開口を開き気味にすると葉面散布できるかも?)
住友液肥2号なら液体なので詰まりません。(微量要素は含まないので注意)
窒素が多少多めですけど、固形肥料は窒素少なめのリン酸強化の肥料を使っているので、窒素過多になることはほとんどないと予想。(窒素とカリは土に残りにくい)
逆に窒素過多に過敏になり過ぎて窒素が少ないかな……?(葉面散布用に尿素買おうかな?)
と思っていたので、住友液肥2号は私にちょうどよかった!!
ちなみに……カリグリーンはオーガニック栽培に使える農薬ですが、カリ肥料としての登録もあります。(適用作物要確認)
肥料効果も期待できる
カリグリーン
主成分の炭酸水素カリウムは、防除効果を発揮した後、植物に吸収され肥料効果を発揮し、植物の成長を促進します。
〔肥料登録:生第86632号、肥料の種類:粗製加里塩、保証成分量:水溶性加里 ~37.0%〕。
これはこれで魅力的ではある。うちではイエライシャンの新苗がうどん粉病の発症で、思ったより大きく育たなかったのでね……。
でも今回は住友液肥2号にしましたよ。
希釈率も高いので、800mlでかなり使えそうです。効果が楽しみです。
今さら、窒素についておさらい。
私は花や実が目的なので「リン酸」を重視して肥料を選んでいましたが……リン酸が多けりゃいいってもんでもないな?!!
と今さらながら思いました。
チッ素(N)はアミノ酸やタンパク質などに含まれ、生物にとって大変重要な成分です。植物では葉の緑色を良くする働きがあります。また各種アミノ酸、タンパク質を構成する主要な成分なので実、葉、茎、根など植物体全体の生育を促進する働きもあります。通常、植物を栽培する場合は必ず肥料として必要になる「三大要素」のひとつです。
チッ素(N) |住友化学園芸
窒素って過剰になると「葉ばかり茂って花が咲かない、実がならない」っていわれるじゃないですか。だから花や実が目的の私としては気になるわけですよ。
気にしすぎてたかもしれないね?
今までの施肥で植物の状態に不満はないんです。そこそこいい状態にできてると自分では思ってる。
でも、窒素をもう少し効かせたらもっと立派になる可能性があるのか!?
と思いついたので、もう少し窒素のことも考えてみようと思いました。