バラの薬剤ローテーション~具体的スケジュールを考える編~
今年、雨が多いんでしょうか……?1つよわよわなバラがあるから心配!!
新しく注文したエブタイドと夜来香が4月末には到着予定なので、薬剤ローテーションスケジュールを考えてみよう。
私は主に黒星病予防・治療の目的で薬剤使用します。今、手持ちでバラに使える薬剤は4種類です。
- モスピラントップジンMスプレー(年間5回まで)
- サルバトーレME(年間7回まで)
- オーソサイド(年間8回まで)
- ロハピ(使用回数制限なし)
去年、薫乃を育てたときは秋以降の薬剤散布をサボり気味でした。なので、晩秋くらいには薫乃にも少し黒星病が出ているときもあったような気がします。
オーブも同じようにサボりましたが、全然何もなかったです。丈夫ってステキ~~!
今年は病気にさせない!!のが目標です。まあ、でも夜来香は丈夫なバラらしいから気軽にやりましょうね。エブタイドも弱いバラではなさそうです。
薬剤散布の参考にするのは「ローズレッスン12か月」と「鉢で美しく育てるバラ」です。
タイプ別の具体的栽培スケジュールは「鉢で美しく育てるバラ」に載ってます。夜来香がタイプ2の丈夫で育てやすいバラらしいので、タイプ2のスケジュールを確認します。
タイプ2のバラは基本的に1か月1回(もしくは2週間に1回)の薬剤散布をすればOK。
私は1か月に1回散布を基本にします。ただし、梅雨から秋にかけては雨が多くなるため、2週間に1回散布することにします。さらに念を入れて雨の晴れ間にロハピでつなぐ予定。
バラの年間薬剤(殺菌剤)ローテーション
エブタイド・夜来香の薬剤散布ローテーションを考えてみました。使用薬剤はこちらの4種類。ロハピは雨が続いたときに補助的に使用する予定。3種類を中心に回します。
- モスピラントップジンMスプレー(年間5回まで)
- サルバトーレME(年間7回まで)
- オーソサイド(年間8回まで)
- ロハピ(使用回数制限なし/補助的使用)
黒星病防止が主な目的なのですが、オルトランDX(年間4回まで)も残っているうちは使う予定です。
月 | 使用薬剤 |
---|---|
2022年 5月 | オーソサイド (オルトランDX) |
6月 | サルバトーレME オーソサイド |
7月 | モスピラントップジン |
8月 | 使用しない |
9月 | サルバトーレME オーソサイド |
10月 | モスピラントップジン |
11月 | サルバトーレME |
12月 | オーソサイド (オルトランDX) |
2023年 1月 | 使用しない |
2月 | 使用しない |
3月 | モスピラントップジン |
4月 | オーソサイド (オルトランDX) |
「ローズレッスン12か月」と「鉢で美しく育てるバラ」を参考に決定。オーソサイドは高温期に障害が出やすいらしいので、夏を避けようと思ったら変則的になってしまった。
私が育てるのは「鉢で美しく育てるバラ」でいうところの「タイプ2」。初心者向けの育てやすいバラなので、基本的には1か月1回散布。
「ローズレッスン12か月」の「病害虫対策強化月間」とされる月(6月、9月、12月、3月、4月)のうち、雨が多い「6月」と「9月」のみ月2回(約2週間に1回)散布を計画中。
でも、6月も9月も暑いからな~……2回散布できるかどうか。「できたらしようかな~?」くらいの気持ちで。
8月はかなり暑いことが予想されるので薬剤散布はしません。
オルトランDXは新芽の季節と休眠前にまいておいて害虫予防のつもり。
*鉢バラ数鉢ならスプレータイプが圧倒的におすすめです。希釈は面倒くさい!!
肥料は有機肥料で善玉菌を増やして病原菌抑制。
肥料は気軽に使える有機肥料を使用します。化成肥料は鉢植えだと肥料やけしやすいらしいです。私はきっちり計量するのが面倒くさいので、有機肥料をサラサラっと適当に撒く!!
善玉菌が多いと病気にもなりにくいと聞くので、善玉菌を増やす目的もあります。去年も有機肥料で薫乃が丈夫に育ったので、今年も去年と同じ有機肥料。
それと、今年は竹パウダーも使ってみたい。