ピキャットクリアには次亜塩素酸が含まれるらしい。
私は無農薬には全然こだわってないんだけど、正直なところ無農薬の方が都合がいいので、できるだけ無農薬にしたいんですよ。
ほら、農薬使うのって気を使うでしょ?
ご近所への配慮とか自分への配慮とか。
思いついたときにさっと取り出してさっとやりたいから、長袖着たりマスクをつけたり正直すんげえ面倒くさいんだよー。
そこで、調べているうちにピキャットクリアなるものを見つけたわけですよ。
「使いやすそう!!」と思ったんだけど、保存に気を使いそうな感じですねえー。
「こまめに使えばいいんだろうけど、途中で飽きるかもしれないしな。」
意識低い系の私には無理だと思ったので、見送りました。
でも、成分を確認したら、コロナ禍でおなじみとなった次亜塩素酸じゃないですか!!
(臭いが苦手なんだよなあ~。私はアルコールの方が好きだよ。乾きやすいし)
もちろん、製品化して販売している商品なので単純に次亜塩素酸ではなく研究した結果のベストな配合とかあるんでしょうけどね。
2液を混ぜて使うみたいだし、次亜塩素酸だけではないのは確か。
しかし、私は意識低い系の素人だから気にしないのです。
実験的に次亜塩素酸水を使ってみよう……!
次亜塩素酸水生成パウダーは数年保存できるみたいだし「効果がなくなるから、こまめに使わなきゃ!!」と焦る心配も少ない!!
使わなくなったら、その辺を拭くのに使えばいいしな。
効果があればうれしいな~くらいの気持ちで使ってみようと思います。
次亜塩素酸の作物に対する実験結果もあるそうですよ。
この次亜塩素酸水を農業現場の病害に使用して効果を得た実験例がありますので、かいつまんで紹介いたします。
試験日:2021年3月-5月
試験サンプル:次亜塩素酸水タブレット1錠(1g)500mLの水で溶かした溶液を段階希釈
遊里有効塩素濃度:909.1ppmからスタート
検査用微生物:
黒斑病、葉枯細菌病、混合感染しやすい糸状細菌、炭疽病、白嚢菌(うどん粉病菌)上記微生物を20日寒天培養し、これに次亜塩素酸水を投与したところ、抗菌性を示したとのこと。
さらに30ppmまで希釈した次亜塩素酸水においても有効な抗菌性を示したとのこと。
このことから、次亜塩素酸水は、使用する塩素濃度100-200ppm溶液においてこれらの菌の増殖を阻害する抗菌性・殺菌性があると評価する。とのこと。
この原理を利用すれば、カビ菌由来の病害を防ぐことが明確に想像できます。
[515]次亜塩素酸水を作物の病害菌に使った実験例 | 感動の園芸・儲かる農業
カビ菌由来の代表的な病害としては、うどんこ病、灰色カビ病、ベト病、さび病…等々
これを読むとなんだか効きそうな気がしますね?
ただ、即効性はあっても持続性はないらしいですよ。
次亜塩素酸水は、即効性の成分であり、除菌効果を発揮すると同時に分解されます。即効性は有るが、持続性はないとお考えください。 ただし、一旦、菌やウイルス、汚れが除去されると、衛生的な環境になるので、汚れが付着するまで、菌・ウイルスの再発は、起こりにくくなります。
処理後、除菌効果の持続時間は? – 一般社団法人 次亜塩素酸化学工業会
スプレーの薬剤は特に病気が出やすい時期に使うとして、それとは別にあまり病気を気にしなくていい時期とか雨が連日続いたときにでも使ってみようと思います。
今年も手を抜きながら、それなりに栽培していきたいなあ~!
それはそうと、今日は久しぶりの晴れ間ですね。
次亜塩素酸はまだ手に入れてないので、いずれやるとして、スプレーで薬剤散布~!
伊豆の踊子はもう3㎝くらいになったので、それに合わせて全ての株にかけました。
まだ小さいうちに使うのが大事よな。
去年の余りの野菜うましを使用しました。今日で使い切ると思ったけど思ったより余った。
野菜に使えるから、残りは野菜に使おうかな?