柚子の実がつかない!「環状剥皮(かんじょうはくひ)」で実がなった!!
うちには実生の柚子があります。
種から育てて20年以上!(育てたというより……柚子湯にしたのを捨てたら発芽したらしいです)
数年前から実がつき始めて去年は5つくらい収穫したような……?
花には全然気づかず、いつの間にか実がついてました。
でも今年はつぼみがたくさんあるのがわかる!これを見てください!!
「いつまで経っても柚子に実がならない」ので何年か前に環状剥皮をしたのです。
木の幹や枝の表皮に切り込みを入れ、外皮と内皮と形成層を一周に渡りぐるりと剥がすことを環状剥皮といいます。
環状剥皮とは|防風林ナビ
農業では、この方法を利用し樹勢を低下させることで生理摘果の抑制等により果実数の増加させることで収量を増やしたり、より多くの養分を果実に蓄えるよう促し品質の向上に利用します。また、不要な徒長枝等の抑制など木自体の調整にも利用されるなど、根切りの代用としても用いられます。
林業では、巻き枯らし間伐として不要な木を枯らせる間伐作業に利用されます。
その翌年から実がつき始めたような記憶があります。
実際に剥がした位置はもっと下だったと思うけど数年の間に成長して地面から1mくらいの位置になったみたい。
今までは花すら咲かなかったので蝶の卵もあまり気にしなかったけど、今年からはちょっと気にしようかな。
ということで柚子の花が咲かないなら環状剥皮をしてみるのもいいかもしれませんよ!!
調べたところによると「表面の皮をぐるっと環状に剥く」と植物が生命の危機を感じるらしく子孫を残さなければ……!!と花が咲くようです。
うちの場合は「ぐるっと剥くといいらしいよー」と聞きかじった家族が適当に(たぶん多めに)剥いたんですけど樹木が大きく育っていて強かったからなのか枯れずにすみました。
あんまり小さいと花が咲くどころか枯れてしまう可能性があるので、よく調べて挑戦してください。
針金を巻く方法も見たような……?(調べてね!)