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剪定鋏のヤニを「重曹」と「マジックリン」で落とす。

2022年4月17日花・樹木類農業資材,バラ

ヤニは「酸性」なので、「アルカリ性」の重曹と油汚れマジックリンで落とせます。

酸性にはアルカリ性で対処するのが基本です。

掃除のときは汚れが酸性なのかアルカリ性なのか調べると対処しやすいですよ!!

クエン酸と重曹は混ぜると中和するので、絶対に混ぜません。

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たまたま、剪定バサミのお手入れ動画を見たので「私もやろうかな~」と商品を検索したけど、買いに行くのが面倒&専用のものを買うとそれしか使えないので……。

手元にある「他のアルカリ性」で対処できんかとやってみたら、キレイになりました。

重曹(食品グレードを買っておいた方が何かと便利)と油汚れマジックリンです!

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どちらもアルカリ性。ヤニ汚れは酸性なので。(……だからセスキでも落ちるはず。)

もし、重曹や油汚れマジックリンがあれば試してみてください。

私がやってみた方法としては……

  • 重曹を溶かしたお湯に浸けて10分。水分をふき取る。
  • マジックリンをかけて5分。ふき取る。

「水につけるのはよくないんだろうな~」と思いつつも、人の持ち物ではないのでどうなっても自己責任。重曹(量は適当です)を溶かしたお湯へドボーン。

適当な入れ物がなかったので、耐熱ビニール袋を使いました。

汚れって温めた方が落ちやすいことが多いじゃないですか?

だからマジックリンの前に剪定バサミを温めようと思って、お湯に浸けました。ただ温めるよりは重曹で軽いアルカリ攻撃しておけば「より落ちやすいのでは?」と考えて、重曹も追加。なんとなく10分くらい。

重曹水につけただけでも汚れが溶け出したのか、お湯が薄茶色になりました。

わかりやすいように紙コップに入れてみた。

お湯から取り出したハサミの水分をしっかりふいて、マジックリンをかけて5分後、ふき取る。

仕上げに水分をふき取って、元々持っていたハサミ研ぎで研いでみた。

わりばしを切ってみたけど切れ味は多少良くなったような気がしないでもない。

植物の枝と割りばしでは硬さが違うからな。次に剪定するときにでも。

あとは仕上げの潤滑油。手持ちの代用できそうなものを探してみたけど、潤滑油的なものはミシン油しかなかった。

ミシン油はあんまりよくないと思うので、却下。

専用のものを調べたら、椿油が使われることが多そうです。でも、専用のものを買っても一生使いきれる気がしないんだよね。たぶん一般家庭では使い切れない。

どうせ使うのは数滴なので髪にも身体にも使える椿油を持っていれば、それは使えばいいと思いますよ。

私は椿油を持っていなかったので、家族が使ってる天然成分のヘアオイル(何かわからないけど天然100%とは書いてある)を使おうかと思ったけど……よさそうなものがありました。

オレンジオイル!リモネンです。天然油分なのでミシン油よりは安全のはず。

元はキッチンの油汚れを落としたくて買ったものです。

数年前に購入したのでパッケージが違います。

落としたかった油汚れは思ったより落ちなかったけど……意外と便利。

ペンキが指についたときに使うとスルッと落ちますし、表面加工がツルツルしてないシール(表面加工なしの紙製。濡らすと水分が染み込むやつ)ならリモネンを染み込ませてはがすとキレイです。

今回「ヤニが落ちるかも?」ってやってみたけど……ヤニはたいして落ちないね!綿棒でこすってみたら、うっすら茶色くなったので、根気強くこすり続けたら落ちるかもしれないけど……時間がかかりすぎるので現実的ではないです。

「ヤニ汚れは酸性」なので「アルカリ性」で対処がベストです。

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